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【読書】 ちょんまげぷりん 作:荒木 源 現代にやってきた侍がパティシエに? 【感想】

2011.04.04(Mon) | EDIT

ぱっと見、ふざけたタイトルかと思われますが、なかなかにパンチのきいた一冊です。

あらすじは、なにかの拍子で現代に迷い込んだ武士が、世話になった母子に家事で恩返しするというもの。
シングルマザーである主人公ひろ子は、江戸時代人である彼との考え方のちがいに戸惑いつつも、その助けによって日々を充実させていきます。
一方、家事に真摯に取り組むサムライはお菓子づくりに夢中になり、やがてはテレビ番組のお菓子コンテストで優勝するまでに腕を上げ、それがきっかけでテレビ番組に出ずっぱり。
江戸時代に帰る方法をさがすという本来の目的もわすれ、めまぐるしく毎日は過ぎていき、ひろ子とも距離が開いていってしまう。

そんな折、ひろ子の息子がいなくなるという事件が起こり―

この作品のおもしろいところは、武士が現代のものすべてに驚き戸惑う姿の滑稽さと、彼が現代人の怠慢や矛盾をばっさりと斬りつけてしまう硬派なメッセージ性の同居だと思います。
彼の言葉には、現代の日本人がわすれてしまった、古来より重んじられるべき誇りがあります。
そのひと言ひと言が発せられるたび、読んでいてはっとさせられてしまうのです。

現代に迷い込んでしまった彼の結末は?

それはどうかご自身で確かめてほしいと思います。
安直でありながらも、たしかな感動が得られることでしょう。

映画化もされているようですが、まずは小説をおすすめしたいと思います。


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【小説/読書】 乙一「The Book -jojo’s bizarre adventure 4th another day」 ジョジョの奇妙な冒険第4部ノベライズ 【感想】

2011.03.15(Tue) | EDIT

The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day(amazon)

ジョジョの奇妙な冒険、第4部を舞台にしたオリジナル小説です。
ぼくは、いま流行のライトノベルというジャンルが好きではないので読まないようにしているのですが、ジョジョは好きだし本の装丁もハードカバーでライトっぽいところが無いので買ってみました。
というか、2007年の発売当時に買っており、4年ちかく経った最近になってようやく読んだのでした。
こんなに長期熟成した理由はとくにありません(笑

Image2255.jpg

Image2256.jpg

ものすごく高級感のある表紙で、タイトルと舞台である杜王町のシンボルが金で箔押しされています。
表紙をひらくと、「とびだす杜王町マップ」!
3D時代の先駆けですね(ちがう
※余談ですが、先日ゲームショップで「3DS」を体験してみたら立体表示が「手前に飛び出す」んではなく「奥に引っ込む」感じの画面で、なんとなくだまされた気分になりました。


これだけでコレクターアイテムとしては定価1500円を出してなお安い買い物であったと思えます。

内容については、ものすごく悲しくて救いもあるかどうか怪しいお話なので、そういうのが苦手な人はジョジョファンでも読まないほうがいいかもしれません。
小説じたいは、この乙一さんという作者は人気もあるだけあって読みやすく書かれていました。
ところどころ、ひらがなを多用していてかえって読みにくい場面もありましたが…

杜王町という、奇妙な町の雰囲気をうまく使ってはいるけれど、本作オリジナルの主人公が仗助たちの「敵」になる理由が弱いんじゃないかと思いました。
これがジョジョではなくて、乙一さんのオリジナル作品だったら良い作品だったろうになあ、という印象がぬぐえません。(とは言え、ジョジョという名前がなければ読んでいないわけですが)
それか、舞台は杜王町ではあるけれど、仗助たちとは関係のないところで起こった事件として描くとか…

文章の中に、原作漫画を読んでいればうれしい単語などが随所に出てきます。
それがクドいと感じたり、時に場にそぐわない、興ざめするといった感想もありますが、そのへんは人それぞれでしょう。
ぼくがいちばんイヤだなあと思ったセリフは、康一くんの同級生が言った「コミックスのノベライズって同人誌とどう違うんだろ」というもの。
それをやってしまっている作者が言っちゃっていいんでしょうか。皮肉なのか、わざと不快感をあおってるのか、理解に苦しみました。

「ジョジョ」という冠があるばかりに鼻につく場面も多々あったのですが、1編の小説としてはよく出来ていたと思います。
原作者の荒木さんは、第4部執筆当時にはいろんな制約で表現しきれなかった部分をこの小説で補完することができて満足だとおっしゃっていました。(公式での対談より)

いち読者としては100%満足できる内容ではありませんでしたが、今後もこういった本が公式に出ればやっぱり読むと思います。
現在連載中のスティール・ボール・ランも、いろいろサイドストーリーができそうで面白そうだと思うのですが、いかがでしょうか。




【読書】小説『ブルータワー』石田衣良

2009.05.19(Tue) | EDIT

新型インフルエンザの流行で思い出した小説です。

末期の脳腫瘍に苦しむ主人公は、その激しい頭痛によって意識だけが200年後の未来に飛ばされてしまう。
意識は別の人間の身体を借り、主人公はその世界で起きている戦いの中に身を投じてゆくのである。

200年後の世界では、ウイルス兵器として改造された新型インフルエンザによって人類はほぼ死滅し、今なお消えることのないウイルスから逃れるために一部の人間は無菌状態の塔の中で生活していた。
塔の中は厳しい階級社会で、最上階層の住人の身体を借りた主人公は、その格差に疑問をもち、やがて下層階の人々や塔の外で暮らす人々と協力して上層階級と戦うのであった。


感想は、なかなか面白い作品でした。
『池袋ウエストゲートパーク』シリーズで有名な作者で、随所に感じられるストリート感とSFチックな世界観が違和感なく融合していてサクサク読めます。
そして未来に飛ばされた時と、たまに現代に引き戻されてしまう意識のどちらもがリアルに描かれています。
後半は主人公スゲー的な展開もややあってダレてきますが、それでも「正しいものが勝つ」というラストは読後感がよいです。
インフルエンザウイルスを兵器に使うという着眼点はすごいですね。

こんな世界が現実になりませんように。

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